【驚きの新治療!】ゾレアが教えるスギ花粉症の真実!

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ゾレアとは、重症なスギ花粉症の治療に使われる注射薬です。ゾレアは、花粉症の原因となるIgE抗体と結びついて、アレルギー反応を抑える効果があります。

ゾレアの治療は、花粉の飛散期である2月から5月までの間に、2週間または4週間ごとに行います。注射の回数や量は、患者さんのIgEの値や体重によって異なります。

ゾレアの治療条件

  • 重症または最重症の季節性アレルギー性鼻炎で、前のシーズンでも重症症状があった
  • スギ花粉に対する特異的IgE抗体がクラス3以上である
  • スギ花粉症の治療を飲み薬や点鼻薬、点眼薬で行ったが効果が不十分だった
  • 12歳以上で血清中総IgE濃度が30~1500IU/mL、かつ体重が20~150㎏の範囲にある

ゾレアの治療は、保険適用となりますが、薬剤費は高額になります。75mlで約7,000円、150mlで約14,000円です。また、副作用として、注射部分の腫れやかゆみ、じんましん、めまい、疲労などが起こる可能性があります。重い場合は、呼吸困難、腹痛、嘔吐、失神などの症状が出ることもありますので、注意が必要です。

ゾレアは、従来の治療法で効果が不十分だった方に適用される治療で、全ての方が治療開始できるわけではありません。治療を希望される方は、まずアレルギー検査を受けて、医師の診断を受ける必要があります。

この記事が花粉症の方の参考になれば幸いです。


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